プラチナだろうと溶かしてみせる

DDジャニオタが異国の地で突如KAT-TUNにはまった話

オタク・ライフ・バランスを考える

 

 

こんにちは。とみたです。

待ちに待ったKAT-TUNの新曲発売日決定のお知らせがきてました!やったー!

さっそく3形態予約しました。地味にCD買うの久々かもしれない。

 

 

 

 

 

さて今日はタイトルの通りオタ活と日常生活のバランスについて考えたいと思います。

タイトルは見ての通り、ワーク・ライフ・バランス(=仕事と生活の調和)からきています。*1

ここにきてオタ活と日常生活のバランスを考えるようになったきっかけは、関西ジャニーズJr.の担当が事務所を辞めたことです。

 

tomita-turtle.hatenablog.com

 

ここにも書いた通り、自担が事務所を辞めたことを知った時、私は「オタク」という言葉とはまったくもって無縁の友人と一緒にウィーンを旅行中でした。

私は基本的に非オタの前ではジャニーズの話はしないように心がけているのですが、さすがにこの日はあまりにもショック過ぎて、思わず自担と出会ったきっかけや今までの自担との思い出などを半泣きでひとしきり語ってしまいました。友人にしてみれば、興味のないジャンルについての理解不能な話を長々と聞かされていい迷惑だったでしょう。

そして、私が話し終えたところで友人が発した言葉はこのようなものでした。

 

 

 

「落ち込んでるところ悪いけど、振り回されすぎじゃない?所詮趣味でしょ?そんなにへこんでどうすんの?」

 

 

 

今思えばこの言葉はジャニオタどころかあらゆるジャンルにおいてオタク的趣味を持たない、いわば「普通」の人の「普通」の意見・見方だと感じますが、自担が辞めるという短くはないおたく人生において一、二を争うショッキングな事件が起きた直後の身にとっては、あまりにも厳しく辛い言葉でした。

 

 

Jr.担だったこともありますが、私のオタ活のスタンスとしては、

 

行かずに後悔するなら行って後悔

 

のまさに現場至上主義を掲げていました。多ステ・遠征は当たり前、日本にいる時はバイト代は基本的にほとんどがチケ代とそれに伴う雑費に消えていました。そして、毎シーズン松竹に通う生活なので、関西出身の友達に「私より大阪行ってるやん」と呆れられたり、サークルの宿泊行事の日程を「すいません、その日は新潟でコンサートなので…」と幹部の特権を振りかざして変えてもらったり、友達からの誘いを断ると「またコンサート?」と聞かれるなど、日々の生活も現場を中心に回っていました。幸いにも(?)、特に大学に入る前からの友人にはジャニオタが多く、大学に入ってからも推しのために月1で韓国に飛ぶような熱狂的K-POPファンの友人などなんらかのオタクが周りに多かったこともあり、このようなライフスタイルに特に疑問を持つこともなくオタ活を送る日々でした。

 

 

 

そんな中、非オタの友人にかけられた言葉は自分にとってのオタ活、自分にとってのジャニーズについて再考する機会となりました。そして、私は果たしてジャニーズに振り回されているのか??所詮趣味なのにこんなに入れ込んでいるのはいかがなものなのか??などどちらかというと自分自身のジャニーズとの向き合い方に対して批判的な目線でいろいろと考えてみました。

 

 

 

現在、私は日本を離れて生活しており、当然ジャニーズへのアクセスは限られています。現場に行くなんてもってのほかです。留学というただでさえストレスフルな環境下にある上に、現場至上主義にも関わらず現場に行けないこと(WESTivalもKAT-TUN再始動一発目のライブも行けない悲しい)でストレスはいよいよ限界レベルに達しているのが現状です。

その一方で、自担が出てるドラマをネットで見ること、Twitterで自担の情報を集めたり同じ界隈のオタクとジャニーズに関係あったりなかったりするおしゃべりをすること、手元にある自担GのライブDVDを見ることが日々の生活のささやかながら確かな楽しみになっているのも現実です。東京と違っておひとりさまが楽しめるスポットがかなり少ない国在住なこともあり、コミュ障ぼっちオタクにとっては現場に行けなかったとしても茶の間ならそれはそれで楽しめるオタ活がストレスフルな異国での毎日を生き抜く命綱になっているといっても過言ではありません。

 

 

 

そう考えると、私にとってジャニーズとそれに伴うオタ活は大きなストレスになっている一方で、また日々の生活(=ライフ)における大きなストレスの緩和剤ともなっているわけです。そしてこの2つの要素を比較してみると、ジャニーズによってもたらされるストレスよりもジャニーズがもたらす幸せの方が圧倒的に大きいことに気づきました。そして最終的にたどり着いたのが、

 

オタ活によって得られるメリットがデメリットを上回るうちは今のままオタ活を続ける。このバランスが崩れた時が自分のオタ活のやり方を見直すべき時である。

 

というある意味当然の結論でした。今の私にとっては、

オタ活で得られるメリット>>>>>>>>>>>>デメリット

であり、それはつまりオタク・ライフ・バランスがとれている状態なので、今後も大好きな自担に振り回されながら自担中心の現場至上主義オタクとしてオタ活をエンジョイしていく方針を固めました。今後、就活、卒論執筆、就職、結婚・出産(これは限りなく可能性が低いけど)など様々なライフイベントが控えており、こうした大きな出来事を経験した後では自分自身の価値観もオタ活に限らず大きく変わってくることと思います。しかし、今のところ、行って後悔した公演も基本ないし、現場があるから自分磨きもしようと思えるし、微々たる額ではありますが自分でバイトして稼いだお金でチケット代だったり遠征時の交通費だったり参戦服代だったりを払って日本経済回してるし(笑)、何より現場に行って自担を堪能している時間が人生で一番幸せな時間なので、個人的にはオタ活はデメリット以上に本当にメリットだらけであり、他人から見たらどうだかわかりませんが自分としてはオタ活ありきの日々の生活だと改めて実感しました。

 

 

 

というわけで、今後もオタク・ライフ・バランスを頭の片隅に置きつつ、楽しく現場至上主義なオタ活をしていこうと思います。

 

 

 

 

  

*1:ワーク・ライフ・バランスについては、詳しくは内閣府のホームページを参照

仕事と生活の調和とは(定義) | ワーク・ライフ・バランス| 内閣府男女共同参画局